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【初心者向け】室内での猫の飼い方や準備しておきたいものは?

猫は目が大きく、ふわふわの毛並みをしていてかわいいので、ペットとしてお迎えしてみると癒やされるはずですよ。今回は初心者向けに室内での猫の飼い方やしつけ方、一緒に暮らすために準備しておきたいおすすめのグッズについて解説します!猫は生き物なので、最後まで責任を持ってお世話をし続けられるかどうか、事前にしっかりと考えて情報を集めてから飼うことを検討してくださいね。

※記事の内容は記事公開時点のものです。

猫との暮らしをはじめよう!

猫との暮らしをはじめよう!

猫を飼う前に、基本的な猫の特徴や出会える場所、確認しておいた方がよいポイントを見ていきます。

猫ってどんな生き物?

猫は基本的に単体行動をとるためお留守番が得意ですし、甘えてきたと思ったら急に素っ気ない態度をとるなど人に依存しないことがほとんどなので、犬に比べると手がかかりにくい動物です。飼い主と遊んだり、おもちゃを追いかけたり、高いところに登ったりすることができれば満足するため外へ散歩に行く必要がなく、狭い部屋でも飼いやすいでしょう。食事をくれる人を認識できるほどに高い知能を持っていますし、夜行性なので日中は寝ていて、夜になってから活発に動き回ることも多いです。縄張り意識が強いため、自分のテリトリーに「マーキング」と呼ばれるにおい付けをする習性があります。

猫と出会うには?

猫と出会うための方法としては、ペットショップや里親募集などのいくつかの方法があります。純血種の猫を飼いたいのであればペットショップやプロのブリーダーから購入する、猫種へのこだわりがなければ動物保護施設や動物愛護団体、ネットの掲示板、友人や知人から譲ってもらうのがそれぞれ一般的です。購入する場合には、動物取扱業の登録がされているところを選びましょう。施設での譲渡は去勢・避妊をするといった条件がある場合もあるので、事前に確認しておくとよいですね。捨て猫や野良猫は病気に感染している可能性もあるため、保護したら早めに動物病院で健康診断を受けるようにしてください。

飼う前に確認しておきたいポイント

猫を飼う前に、そもそもペットを飼える環境にあるか、毎日お世話ができるかをしっかりと確認しておきましょう。ペット禁止のお住まいであれば隠して飼うのはリスクが伴いますし、ペット可でも家族が猫アレルギーであれば飼うことは難しいです。また健康的な猫だと20年前後生きる場合もあるので、長い間面倒を見続ける覚悟を持つことが重要です。食事以外にもブラッシング、排泄物の片付けなどもありますし、やんちゃな猫だとものを倒したり、壊したりすることもあります。食費といった日常的に必要な費用だけでなく、病気になったときの治療費などのお金がかかることも視野に入れておきましょう。

猫をはじめて飼うときに必要なものは?

猫をはじめて飼うときに必要なものは?

お迎えしたときに猫が快適に過ごせるようにするためには、さまざまな専用の雑貨が必要です。どのようなものを揃えておけばいいのか、詳しく見ていきましょう!
※記事内でご紹介するものは基本的に必要となるおすすめのグッズであり、飼い猫によって好みや相性などは変わってくるため、購入に関しては自己責任でお願いいたします。

トイレ・猫砂

猫のトイレは、トイレ本体に「猫砂」と呼ばれる猫専用の砂をセットしてつかうものが一般的です。トイレ本体の種類は上が開いているオープンタイプ、屋根で覆われていて砂が飛び散りにくいドームタイプ、二重構造で上段のすのこに猫砂を入れ、下段のトレーにペット用のトイレシーツを敷くシステムトイレがあります。子猫であれば縁が低いタイプだとつかいやすいでしょう。猫砂は粒の大きさや素材に違いがあり、固まりやすいものや人間用のトイレに流せるものもあります。子猫には誤食してしまう可能性が低い紙タイプがおすすめですが、好みはそれぞれなので、いくつか試して合うものを探してみてくださいね。
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食器

フードを入れるための食器と、水を入れるための食器も必要です。どちらともサイズは直径が猫の顔よりも一回り大きい程度のもので、食べやすいように底が深過ぎないものを選んでください。脚付の食器だと、猫が楽に食べられる高さになっているため便利ですし、ほかにも縁に返しが付いていてこぼれにくいタイプや、お椀型でフードがボウルの中央にあつまるタイプ、電子レンジでの加熱が可能なタイプもありますよ。また食器だけでなく、新鮮な水が流れる循環式自動給水器や、猫が飲みやすい高さに調整できる給水スタンドなどもあります。
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爪とぎ

猫にとっては、爪とぎをするという行為もマーキングの一種です。室内の家具や壁、柱などを引っ掻かれて傷付けられてしまうことを緩和するためにも、爪とぎを用意しておきましょう。爪とぎの素材は綿や麻、段ボール、カーペットとさまざまです。形状は立って爪とぎができるポール型や、くつろぎながらバリバリととげるソファ型、シンプルな平置き型、爪とぎ部分が凝縮されたボウル型などがあります。爪とぎもトイレと同じく飼い猫の好みによるので、いろいろと試してみるとよいでしょう。
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ベッド

なくても問題はないですが、あんしんできるスペースとして猫がくつろぐためのベッドも用意しておくのがおすすめです。飼い主と一緒に人間用のベッドで眠ることも多いですが、1匹でいるのが好きな猫であれば、ベッドをメインの寝床としてつかう場合もあります。ほかにも窓に取り付けると外の景色を楽しめる、ウィンドウベッドといった珍しいタイプもあります。猫の暗くて狭いところを好むという習性を活かした、すっぽりと入りやすいカバー付のクッションや猫用のハンモックも、落ち着くので気に入ってくれるかもしれませんよ。
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おもちゃ

猫には狩猟本能がありますし、室内飼いであれば運動不足になってしまう場合もあるので、猫用のおもちゃも用意してあげましょう。追いかけたり、叩いたり、じゃれついたりと、存分に楽しんでくれるはずです。種類としては猫じゃらしのような棒状で飼い主が動かして猫の興味を引くタイプや、投げたり転がしたりできるボールタイプ、羽根やおもちゃのネズミが付いていてお留守番中にも活躍する電動のタイプなどがあります。おもちゃも気に入るかどうかは飼い猫次第なので、数種類買ってあげるとそれぞれ違った反応が見られるかもしれませんね。
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ブラシ

猫は自分で身体を舐めて毛繕いをするので、舐めたときの毛や細かいホコリが体内に入り、それが胃のなかで毛玉となるため吐き出すといった動作を自然と行います。しかし飲み込んだ毛は消化不良の原因となる可能性もあるため、猫用のくしやブラシで定期的にブラッシングをして、抜け毛を取ってあげましょう。頻度としては短毛種であれば数日間に一度、長毛種はなるべく毎日行うのがおすすめです。ブラッシングをしてあげると、撫でてあげたときと同じくらい心地よく感じてくれるはずですよ。
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ケージ

子猫や新しいおうちに迎え入れたばかりの猫は、動き回れるスペースが広いと遊び疲れてしまう場合もあるので、休ませるためにもケージが必要です。掃除をするために窓や扉を開けたいときや、猫が苦手な方の来客時、お留守番をしてほしいときのいたずら防止としても、ケージがあるとあんしんでしょう。動物病院やペットホテルではケージに入れることになるので、慣れておくと預ける機会があったときのストレスが軽減するはずです。段になっているタイプは高さがあり、上下運動ができるのでおすすめです。
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キャリーバッグ

猫を飼うことにして自宅に連れて帰るときや、猫と一緒に外出をするときに必要なキャリーバッグ。すぐにはつかわなかったとしても、猫が急に体調を崩して動物病院に連れて行くことになるケースも往々にしてあるので、1つは用意しておきましょう。種類はトートバッグ型やリュック型、スリング型などがあります。上部が大きく開くタイプだと猫の出し入れがしやすく、コンパクトに折りたためるタイプは収納時に場所を取りにくいです。成猫になると体重が重くなりやすいので、キャリーバッグで持ち運ぶのが大変になってきたら、車輪が付いているペット用のキャリーカートも検討してみてください。
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猫の上手な飼い方・しつけ方

猫の上手な飼い方・しつけ方

猫を実際に飼うにあたって、より一緒に暮らしやすくするために、どのような育て方をするとよいのかを解説します!

室内を自由に散策させる

猫をお迎えしたばかりのときは、まず新しい環境に慣れさせるためにも気が済むまで室内を散策させてあげましょう。猫は好奇心旺盛なので自由に歩き回るでしょうし、新しい環境に身を置くだけでもストレスが溜まりやすいので、構い過ぎずに見守ることも大切です。ただし猫が踏むとケガをしてしまいそうなものや、口に入れてしまうと危険なものは出しておかないようにしてください。床だけでなく高いところに飛び乗る場合もあるため、倒れたり落としたりすると困るものも片付けてくださいね。糸くずやホコリといったゴミも誤って飲み込んでしまうかもしれないので、できるだけ掃除をして猫にとっても快適な環境を整えましょう。

トイレの場所を教える

猫にトイレのしつけをするのは意外と簡単で、場所を一度教えてあげるだけでも本能的につかおうとするはずです。ただし、そわそわして辺りのにおいを嗅いでいるなど様子が違うときは排泄の合図かもしれないので、慣れないうちはトイレに連れて行ってあげてください。猫は自分の尿のにおいがするところで排泄をしようとするので、何度か繰り返せば自然と場所を覚えてくれますよ。トイレは落ち着けるようにリビングの隅などのできるだけ静かな場所に置きましょう。排泄の失敗が多い場合は、トイレ本体や猫砂を変えてみると改善する可能性があります。複数の猫を飼う場合は、それぞれの猫専用のトイレを用意してあげてくださいね。

爪とぎの場所を教える

猫は爪をとぐ習性があるので、早いうちから爪とぎの場所も教えてあげると、室内を引っ掻いて傷付ける機会が減るでしょう。猫は寝起きに爪をとぐケースが多いため眠るところの近くや、普段よくいる部屋などの目立つ場所に置いてあげることをおすすめします。最初のうちは何種類か用意していろいろな場所に設置し、気に入ってくれるところや種類を見つけてくださいね。爪とぎに猫の足を軽くこすり付けると、自分のにおいがするためつかってくれる可能性が高まりますよ。また定期的な爪切りも室内を傷付けることを防ぎやすくなるので、爪切りができたらおやつをあげて褒めるといった、嫌いにならないための工夫とセットでしてあげてください。

たくさん遊ぶ

狩猟本能を持つ猫を満足させてあげるためにも、おもちゃを上手に活用して存分に遊んであげましょう。獲物に見立てて動かしてもよいですし、ぬいぐるみのようなタイプのおもちゃは投げてあげると、慣れてきた頃には飼い主のところに咥えて持ってきてくれることもあります。おもちゃをつかわずにただ撫でてあげるだけでも喉を鳴らして喜んでくれるでしょうし、撫でているうちに手にじゃれつくこともありますよ。遊び足りないと飼い主の手や足を噛んだり引っ掻いたりするケースもありますが、叱ったり叩いたりすると逆に興奮してますます攻撃してくることもあるのでやめてくださいね。

キャリーバッグに慣れさせる

基本的に猫は人間や環境に慣れるまでに時間がかかるので、外出のために急にキャリーバッグに入れられると、怖がったり逃げたりする可能性があります。そのため普段からキャリーバッグに慣れておけば、いずれ動物病院に連れて行く際にも役立つでしょう。キャリーバッグに慣れてもらうには、バッグのふたや上部を開けたまま室内に置いておき、気が向いたときに入れる状態にしておきます。猫は狭いところを好む習性があるため、興味を持てば自然と入ってくれるはずです。なかに飼い猫のにおいが付いたタオルを敷いておいたり、おもちゃを入れておいたりすることもおすすめします。

健康管理も大切

猫を飼いはじめるときには、元気だとしても動物病院で健康診断を受けさせておいた方が無難です。検査をして問題がなければあんしんですし、病気があるなら早めに気付けた方が治療も最低限で済みます。ワクチン接種や、去勢・避妊手術も検討しておきましょう。猫はマーキングの一つとして自分のテリトリーに尿をかけたり、発情して鳴き声が大きくなったりすることがありますが、去勢・避妊によって緩和される場合も多いです。普段からできるケアとしては、猫の身体を撫でてみて、もし触ると怒る箇所があるようであれば痛いと感じている可能性があるため、かかりつけの獣医師に相談してください。まだ子猫であれば、歯磨きにも慣れておくと歯周病を防げます。

まとめ

【初心者向け】室内での猫の飼い方や準備しておきたいものは?_画像1_640_430

猫との暮らしは多少手がかかりますが、一緒に過ごす時間はかけがえのないものになると思いますので、気になっている方は飼うことを検討してみてくださいね。猫用の雑貨はdショッピングでも購入できますので、よかったら確認してください。
■「ネコ用品」はこちら>>

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