在宅勤務(テレワーク)におすすめの椅子は？選び方もご紹介
在宅勤務(テレワーク)が一般的となり、自宅でもオフィスチェアやゲーミングチェアをつかう方が増えてきました。合わない椅子に長時間座り続けていると健康に影響が出る場合もありますので、この機会に椅子を見直してみませんか？今回は在宅勤務をするときにつかいやすい椅子の選び方や、おすすめのチェアをご紹介します！
※記事の内容は記事公開時点のものです。
在宅勤務を快適に過ごすために椅子を見直そう
今まで自宅で仕事や勉強をすることが少なかった方は、椅子をなるべく場所を取らないものや、部屋のインテリアに合うもの、といった基準で選んでいたかもしれません。しかし体に合わない椅子を長時間つかい続けていると、姿勢が崩れて首や肩、腰などに負担がかかり、肩こりや腰痛といった体の不調の原因となる可能性もあります。体調を崩してしまうと仕事どころではなくなってしまいますので、在宅勤務の機会が増えたのであれば、正しい姿勢を保ちやすくて体にかかる負担を軽減する働きのある椅子をつかうことが重要です。正しい姿勢を維持すると呼吸が深くなり、脳にも酸素が行き渡るので集中しやすくなりますよ。作業効率を高めるためにも椅子を見直して、在宅勤務をさらに快適に過ごしましょう。
テレワーク向けの椅子の選び方
テレワークや在宅勤務をするときには、どのような椅子を選べばよいのでしょうか？確認しておきたいポイントを詳しく見ていきます。
背もたれの高さ
背中や腰を支えて、正しい姿勢で座ることをアシストしてくれる椅子の背もたれには、ローバックとハイバックがあります。ローバックは背もたれの高さが肩甲骨の下までとやや低いですが、ハイバックに比べて圧迫感が少ないです。コンパクトなものが多いので、椅子に場所を取られたくないという方には合うでしょう。ハイバックは背もたれが大きく肩甲骨の上まであり、背面全体にフィットしてしっかりと支える働きがあります。座り心地がよいだけでなく体にかかる負担も軽減しやすいので、長時間座り続けるのであればハイバックの方が適しているといえます。
機能
より快適さを求めるのであれば、椅子の機能も重要です。リクライニング(ロッキング)機能付であれば、疲れたときには背もたれを倒すと、座ったまま体を伸ばして休憩することができます。首を支えるヘッドレストや腕を置けるアームレスト、足を置けるフットレストが付いているものだと、腕や足を乗せて楽な姿勢で座れますよ。座面の高さを調節できるタイプであれば机の高さや体型に合わせやすく、レバー式だと座りながらでも調節が可能です。前傾姿勢に対応していて背もたれを前後にスライドできるものや、腰の位置にクッションがあって背筋を伸ばしやすくなるランバーサポート付のタイプなどもあります。多機能なものほどサイズが大きい場合が多いので、つかいたい場所に置けるサイズか、付属品は取り外しができるかなどもチェックしてみてくださいね。
素材
椅子の背もたれの素材としては、布の生地であるファブリック、通気性に優れているメッシュ、高級感のあるレザーなどがあります。ファブリック素材は一般的なチェアにつかわれており、適度な硬さがあって体にフィットしやすいものが多いです。メッシュ素材は風をとおすので、長時間座っていても汗や湿気によるベタつきを防ぐことができ、背中がムレにくいです。レザー素材は肌触りがよく耐久性があって汚れにくいので、長くつかうことができるでしょう。ただしレザー素材だと体が密着する部分はムレやすいので、通気性を重視するのであればメッシュ素材がおすすめです。
【タイプ別】在宅勤務におすすめのチェアは？
選び方を踏まえた上で、在宅勤務におすすめのチェアをタイプ別にご紹介します！それぞれの特徴や、おすすめのメーカーは以下のとおりです。
快適さを追求するなら：ゲーミングチェア
多機能で、ほかのチェアに比べて圧倒的に座りやすくて快適に設計されているのがゲーミングチェアです。価格帯はやや高めですが、長時間座り続けても正しい姿勢を保ちやすく疲れづらくなるので、在宅勤務やテレワークが多い方には最適ですよ。メーカーとしては「CYBER-GROUND」や「AKRacing」がおすすめで、どれもハイバックなので背中や腰にフィットしやすく、リクライニング(ロッキング)機能付です。ベッドで仮眠を取るとそのままうっかり眠ってしまうかもしれませんが、リクライニング機能やフットレスト付だと座ったままくつろげるので便利です。基本的にはヘッドレストやアームレスト、ランバーサポートなども付いているので、作業効率も上がるでしょう。見た目は重厚感のあるものが多いですが、女性向けにかわいいデザインやカラーのものもあります。
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スタンダードな仕事用：オフィスチェア
ゲーミングチェアに比べてリーズナブルな価格のオフィスチェア(事務椅子)は、名前のとおりオフィスでつかわれている印象が強いと思いますが、テレワークの普及によってご自宅でつかう方も増えてきました。比較的コンパクトなものが多くて収納しやすいですし、シンプルな椅子が好みの方にはおすすめです。メーカーとしてはスマートなデザインの「ジョインテックス」や、アームレスト付の「プリセア」が人気で、基本的にレバーなどで高さ調節ができるようになっていて、机の高さに合わせやすいのが特徴です。背もたれの幅は広いものを選んだ方が、正しい姿勢で座りやすいでしょう。「KOEKI」や「FRENZ」のオフィスチェアは背もたれがメッシュ素材になっているタイプもあり、長時間座っていてもムレにくいですよ。
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リラックスして取り組める：座椅子
リラックスして仕事や勉強に取組みたい方や、ローテーブルをつかっている方は、座椅子を選ぶとよいでしょう。自由に段階調節ができて形を変えられるタイプが人気で、ポケットコイルだと弾力や耐久性があってへたりにくく、低反発だとふかふかしていて長時間座り続けてもお尻が痛くなりにくいです。スーパーハイバックだと肩だけでなく頭までしっかりと支えてくれるので首への負担も軽減できますし、フットレスト付のタイプは脚もゆったりと伸ばせて快適です。「CYBER-GROUND」などからゲーミングチェアと座椅子の中間である「ゲーミング座椅子」も登場しており、ヘッドレストが付いていたり、リクライニング機能付でレバーによって座ったまま背もたれの角度を調節できたりする便利なタイプもあります。
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ほかにはこんなチェアも
できるだけ部屋を広くつかいたいという方や、家ではたまに仕事をする程度の方であれば、折りたたんでコンパクトに収納できるミーティングチェアもおすすめです。メーカーとしては「山善(YAMAZEN)」が人気で、座面にはしっかりとしたクッションが入っていて座りやすく、メモ台を取り付けられるタイプなどもあります。
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まとめ
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